国産天然畳表とは

国内(おもに熊本県八代市)で生産された畳表です。
有機栽培や減農薬など、品質に力を入れた畳表を生産しています。
天然染土、無着色の畳表です。
生産農家さん達は、地力増進作物の導入、圃場(ほじょう)のローテーション、圃場(ほじょう)の土壌改良、有機肥料の施用などを行ってより良い土壌を作っています。
畳表の製織で、気をつける点は、品質を揃えることと、傷表を出さないことです。
い草は圃場(ほじょう)ごとに粒や硬さが違います。
それを揃える為に、い草の選別の長さを変えたり、色合わせをしたり、重量調節をしたり、 カシ(水分の補給)の取り方を変えたりしています。

このようにたくさんの工程を行うため、中国産畳表に比べ価格は
割高になります。

品質の証 国産(熊本県産)畳表

国産畳表拡大図
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良質な畳表には1枚当たり約6000本から7000本のい草が使用されています。
また、畳の目(溝)は直線的で美しく、経糸(たて糸)は1つの目に麻糸と綿糸が2本ずつ入っています。

国産畳表
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かぶは粒と色が揃っていて、天然染土100%で染められています。
裏毛は長く粒が揃っているものが良いとされています。

中国産畳表とは

中国で生産された畳表です。
昔に比べ工程管理がしっかりなされ品質は向上しつつあります。
中国から輸入されている畳表は国内生産量をかなり上回っています。
中国産畳表は見た目は国内産の畳表と変わらないように見えます。
しかし、土壌作りの差やい草の収穫後の取り扱いによって品質・耐久性にかなりの差が出来ます。
特に泥染め後の乾燥の違いは明らかです。
通常国内においては65度前後の温度で12~15時間かけて火力乾燥していますが、中国においては100度に近い高温で6~9時間の短時間で乾燥を仕上げているので、繊維の組成を壊し、い草の持っている粘り・弾力性を無くしてしまっています。
さらに、藺草の先枯れや、茎の部分の過剰な成長を恐れ、十分にい草が充実する前に刈り取るため、表皮が薄いだけでなくもともと脆いい草でもあります。

国産畳表と比べると耐久性、経過年数による色合いが劣ります。
また、全体的に安価です。